復元清掃(レストレイティブクリーニング)

その汚れ、本当にあきらめてしまっていいですか?
私たちは、建物のメンテナンスを“真剣に”考えています。「どうせ落ちない」「予算がないから最低限でいい」… そんな声を多く耳にします。しかし、汚れをあきらめることは建物の価値を失うことにつながります。本当に必要なのは「適正な診断」と「効果が出る正しい施工」です。私たちはその仕組みを整え、オーナー様が納得できる効果をお届けします。
現状の課題:適正な見積もりと作業効果の乖離
現在、多くの建物で、定期清掃が“形だけの作業”になってしまっています。
- 一律の仕様で全ての場所を同じように清掃
- 適正な診断がないまま進められる契約
- 支払っている費用と作業効果が釣り合わない
結果として汚れや劣化が進行し、臨時清掃や張り替えで余計な費用が発生する悪循環に陥っています。
「お金を払っているのにきれいにならない」というオーナー様の不満は、この構造が原因です。
インスペクションの重要性
私たちは、まずインスペクション(点検・診断)を行います。
- 各エリアの使用頻度と汚れ
- 劣化の状態を把握
- 優先度の高いエリアを特定
- 将来的なリスクを予測
このプロセスによって、本当に必要な場所に予算を適正に投下できるメンテナンス計画を立てます。
レストレイティブクリーニングとは?
レストレイティブクリーニングは、日常清掃や中間清掃では落とせない深部の汚れや劣化を取り除き、建物を蘇らせる施工です。
「もう無理だ」と思われている汚れにこそ、私たちの技術が必要です。
カーペットの復元清掃
現代のカーペットは、汚れが目立ちにくい加工や立体的なパイル構造を持っています。見た目がきれいでも、内部は塵・埃・花粉・バクテリアの“貯蔵庫”になっているのが現実です。
多くの現場では、表面を整えるドライクリーニング(中間清掃)が繰り返されていますが、これでは繊維奥の汚れが除去できず、やがて落とせる汚れも落とせなくなるという重大な問題が発生します。
作業方法
- 強力バキュームで奥の砂・埃を除去
- 素材に適した専用洗剤で前処理(固着汚れを分解)
- 高温水の温水抽出洗浄で繊維の奥まで徹底洗浄
- 中和リンスで洗剤残留を防止
- 送風機での乾燥・整毛
この方法により、美観・衛生状態・カーペットの寿命が飛躍的に改善します。
ドライクリーニングでは落すことが出来ない汚れは、「ホットウォーターエクストラクション方式」がおすすめです。この洗浄法は80℃前後の高温水と専用洗剤をカーペットに噴射し、汚れを浮かせた直後に強力なバキュームで一気に吸引・回収する方式です。洗剤の残留を最小限に抑え、再汚染やカビ・臭いの発生を防ぎます。
「もう張り替えるしかない」と思っていたカーペットでも、再生できるケースが多いです。

石材の復元清掃
石材は建物の高級感を左右する重要な素材ですが、石材に適していないコーティングを使っているケースが非常に多く見られます。間違った処理により石材が劣化したり、汚れが深部に入り込んでしまう事例が後を絶ちません。
作業方法
- ディープクリーニング:専用洗浄剤とブラシ・高圧水で深部の汚れ・カビを徹底除去
- シミ抜き処理:水ジミ・油ジミ・白華現象(エフロ)を個別対応
- 表面研磨(ダイヤモンド研磨):劣化層をで削り、本来の光沢を復元
- ガラスのウロコ取り研磨にも対応:石材だけでなく窓ガラス・鏡の頑固な水垢も除去可能
- 適正なコーティング:石種に合った保護膜で防汚・防水・耐久性を強化
「もう落ちない」「張り替えるしかない」とあきらめていた石材やガラスも、適正な施工で再生できるケースは非常に多いです。

その他対応可能なメンテナンス
- 科学床(塩ビシート・フロアタイルなど):剥離洗浄
- 再コーティングを含むディープクリーニング
- 外構エクステリア(外壁・駐車場・タイル・門扉など):高圧洗浄や汚れ除去
- 建物全体の美観を維持するための特殊洗浄全般に対応
オーナー様へメッセージ
「予算が限られているから」「見積もりに含まれないから」… そんな理由で本当に必要な施工が削られてしまうことが、建物を劣化させています。
私たちは、『適正な見積もりを行い、オーナー様が納得できる効果を出す』『支払っていただく費用と作業の価値を一致させる』ことを使命としています。 汚れや劣化を放置すれば、必ず大きなコストになって跳ね返ります。復元清掃は、建物の資産価値を守るための重要な選択です。
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